栄養教諭資質向上研修での講義でした

毎年ご依頼いただいている、栄養教諭中教諭等資質向上研修で、「地域に根ざした食育活動」について、講義を担当しました。

講義時間は100分でしたので、「食べものと心」「郷土料理の醍醐味」と題したお話に、最後に「食歴ワークショップ」を行いました。
これは、以前、水俣の愛林館 沢畑館長と共催していた「棚田食育士養成講座」がきっかけで始めたもので、
仕組みは簡単なのですが、とても面白く、1枚の紙とマジックと発表で、その人の人生と垣間見ることができ、一気に近しい感情を持つことができます。
今日、私が書いたのは「チーズ入り卵焼き」「けせんだんご」「ほうれん草のしらあえ」でした。

 JA南さつま女性部 研修会でした

 JA南さつま女性部の皆様の研修会によんでいただきました。
「鶏飯」「黒糖揚げ菓子」「青さとサツマイモのかき揚げ」をお伝えしました。

「鶏飯」「黒糖揚げ菓子」は、奄美大島出身の花田睦子さんに教えていただいたものをアレンジしたもの。
「青さとさつまいものかき揚げ」は長島町の方にお話をきいてレシピ化したものです。

家庭料理ですから、一番大事なことは、作った人が「おいしい」と感じるように調理することだと思います。
ですので、味見の際も、レシピ記載の調味料を基本にしつつも「美味しいと感じる味つけに調整してください」とお伝えしています。

参加された皆様が、とても仲良く和やかに調理されていて、とても楽しい時間をいただきました!

揖宿・川辺・日置地区高等学校PTA研修会にて講演でした

川辺文化センターで開催された「揖宿・川辺・日置地区高等学校PTA研修会」にお呼びいただき、講演をさせていただきました。

講演タイトルは「食べものと心」。
高校卒業後、多くの子どもたちは家を離れる、その時が、すぐに来る親御さん方へお話させていただきました。

事務局は川辺高校で、前田校長先生は、川内北中・川内高校の同級生です。
懐かしいです~。ありがとうございました!!

南日本新聞「論点」執筆しました

本日、南日本新聞「論点」に
「『ゲタンハ』が伝える地域の物語」と題し執筆しました。

2004年に横川の「ゲタンハ」の再現に少しかかわらせていただき、その時からの経緯、山ケ野金山との関係や、遠く石見銀山との関連を、たくさんの皆様のお声を紹介する形で綴りました。

 

南日本新聞 執筆のこと

9月24日の南日本新聞1面「南風録」に、先日「論点」で書いた「食の記憶で戦争を伝え継ぐ」についての記載がありました。
また、9月10日の「ひろば欄」にも「論点」を読んでくださった、ある読者の方の感想が掲載されていて、とてもうれしく記事を切り抜きしました。

本当にそう思ったり、体験から得られたことだけ文章にしようと思い、四苦八苦しながらの執筆ですが、このように反響があることがとてもうれしく、ありがたい気持ちでいっぱいになります。

長島町の食文化・家庭料理の学び

長島町で食文化・家庭料理の勉強をさせていただきました。

島内で長く活動されているベテランの食生活改善推進員さんに、島での暮らしや子どもの頃からの食生活などをお聞きし、地元の食材を使った日ごろの料理も教わりました。
トイモガラも入った「ぶり大根」、「青さのかき揚げ」そして「とりんしる」。
甘さからさも実際に味わうと、その地域ごとの食卓に入り込んだようで、とてもうれしくなります。
撮影は、エンガワスタジオの吉國あかねさんです。

南日本新聞「論点」執筆しました

南日本新聞「論点」の掲載日でした。
研究会の活動を始めて、食の聞き取りから様々な気づきと学びをいただきました。
今回は、日本人が最も命の危機に瀕していた戦中戦後の食の記憶について、書かせていただきました。