南日本新聞「かごしまフード風土」③ー伝えたい「100年レシピ」取材協力・レシピ監修 【徳之島・アンバカスの油いため】

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 今日の南日本新聞かごしまフード風土~伝えたい100年レシピ~の掲載は「徳之島のアンバカスの油いため」でした。
「アンバカス」はあぶらかす、豚の三枚肉を揚げた保存食。戻して炒め物などに使います。
皮付のプルプルとした食感、脂身の甘味、赤身の旨みが凝縮されています。
ご紹介いただいたのは、鹿児島市小川町の「おんまとぺ」の店主、芝香織さんです。
もう7年前になりますが、かごしま郷土料理マイスター講座を始めたころ、芝さんにこの「アンバカス」のお話を聞いて、とても興味をもち実際に料理を教えていただいたとき、そのおいしさにびっくりしました。
そして、地域ごとにこんなに魅力的な食材やお料理があるのだ、もっと学びたいと心底感じたものです。
その後、ご自分の夢をかなえ、お店を開業され、徳之島・鹿児島の食文化を日々伝えていらっしゃいます!
芝さんにとって「アンバカス」料理は、おばあちゃんの教えと心意気を感じる宝物です!

 

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アンバカスの油炒め